派遣として働いていた頃、少しずつ仕事に自信がついてきた私。
でも、心の奥には「もっと自分の力を試したい」という思いがありました。
そんな気持ちから、未経験ながら営業職への転職に挑戦した体験談をお話しします。
当時の状況と気持ち
派遣として営業事務の仕事をしていた頃、少しずつ仕事に慣れてきたけれど、心の奥にはいつもモヤモヤがありました。
「もっと自分の力を試したい」
「直接お客さんの人生に影響を与える仕事がしてみたい」
そんな思いが日に日に強くなっていったんです。
派遣の仕事は、社会復帰のリハビリとしてはぴったりでした。
でも、与えられた仕事をこなすだけの日々に、どこか物足りなさを感じ始めていました。
「自分が主体的に動いて、結果を出したい」
「誰かの人生に寄り添える仕事がしたい」
その気持ちが、正社員として営業職に挑戦しようと思った大きなきっかけでした。
もちろん不安もありました。
「未経験の私なんかできるのかな」「失敗したらどうしよう」と思う気持ちは正直大きかったです。
でも、動かなければ何も変わらない――
その一歩を踏み出す勇気が、少しずつ自分を前に進めてくれました。
営業職に挑戦した理由・会社を選んだ理由
営業職を選んだ理由は、2つありました。
① 未経験でも挑戦できる仕事だったこと
特別なスキルや経験がなくても挑戦できることが、私にとって大きな安心材料でした。
派遣で営業事務をしていた経験もあり、少しずつ「自分もやってみたい」という感覚が芽生えていたのも後押しになりました。
② 直接お客さんに影響を与えられる仕事に魅力を感じたこと
派遣の仕事ではサポート的な立場でしたが、営業職なら自分の行動でお客さんの人生や会社の成果に直接関わることができます。
「私も誰かの人生に少しでも役立てる仕事がしたい」と思ったんです。
また、会社を選んだ理由も明確でした。
- 未経験者へのサポートが充実していること
- 履歴書だけではなく自分に興味を持って話を聞いてくれる姿勢に安心感を持ったこと
こうして、少しずつ自分の不安を整理しながら、挑戦する環境を選びました。
この経験が、私の「次のステップに進む勇気」につながったのです。
実際に働いてみて感じたこと
営業職として働き始めた当初は、正直毎日が必死でした。
未経験で入社したので、最初のうちは言葉遣いもビジネスマナーも不安だらけ。
電話対応で頭が真っ白になったり、訪問の準備で空回りしたり…失敗の連続でした。
でも、担当の先輩や上司が根気強くフォローしてくれて、少しずつ「できること」が増えていきました。
最初のうちはお客様との会話すら緊張していた私が、いつの間にか自然に笑顔で話せるようになっていたんです。
成果が出たときの嬉しさはもちろん、お客様から「ありがとう」「あなたにお願いしてよかった」と言われた瞬間は、本当に胸がいっぱいになりました。
自分の提案やサポートが誰かの役に立てることが、こんなに嬉しいんだと実感しました。
一方で、営業の仕事は楽しいだけではありません。
結果が数字で見える分、プレッシャーも大きいし、落ち込む日もたくさんありました。
でも、努力した分だけ結果に返ってくるこの仕事を通じて、私は「自分を信じて努力する強さ」を少しずつ身につけられたと思います。
派遣の頃は「自分にできることなんてない」と思っていたけれど、
今では「やってみなければわからない」という前向きな気持ちに変わりました。
営業の仕事を通して、“働くことの面白さ”と“自分の可能性”を見つけることができたのです。
今だから思うこと
営業職への転職は、私にとって本当に大きな挑戦でした。
自信がないまま飛び込んだからこそ、最初は不安と失敗の連続。
でも、あの一歩を踏み出したことで、確実に人生が変わったと思っています。
挑戦する前は「できない理由」ばかりが頭に浮かんでいました。
でも、やってみると少しずつ「できること」が増えて、自分の可能性が広がっていく。
その経験が、今の私の“自信の土台”になっています。
もし今、「未経験だから」「自信がないから」と立ち止まっている人がいたら、伝えたいです。
完璧じゃなくていい。準備が整っていなくても大丈夫。
小さくても、行動することでしか見えない景色があります。
転職って、勇気がいるし、正直しんどいこともある。
でも、行動した分だけ、必ず自分の未来は変わります。
私自身、営業職への挑戦をきっかけに“自分を信じる力”を取り戻せました。
このブログでは、そんな“転職のリアル”を本音で綴っています。
悩んでいるあなたの背中を、少しでもそっと押せますように。



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